酔った友人が自分の車で嘔吐した時に使える自動車保険

自動車を運転することによって、友人が同乗して移動する機会も増えます。移動するときに問題になってしまうのが、車酔いが発生してしまうことです。車酔いは人によっては非常に厳しい状態になってしまい、嘔吐してしまうこともあります。

嘔吐してしまうことによって、当然ですがシートや座席が汚れてしまいます。嘔吐してしまった汚れはしつこく、臭いが残ってしまいます。そこで利用することになるのが、室内クリーニングです。自身でも掃除をすることはできますが、限界がありますので室内クリーニングが手っ取り早いです。しかし、室内クリーニングにも費用がかかってしまいます。このようなときに、自動車保険を使用することはできるのでしょうか?

友人が嘔吐して自動車保険は使えるのか?

友人が嘔吐してしまったときに、自身の自動車保険を使うことは実際のところほとんどありません。自動車保険を使うことができるかどうかは、保険会社の約款によって違いますので必ず確認するようにしましょう。

仮に自動車保険を使用することができるとしても、今度は等級の問題があります。自動車保険を使用すると、等級が下がってしまうことがあり保険料が上がってしまいます。室内クリーニングは費用が多くかかってしまうものではありませんので、料金によっては自動車保険を使用しない方が得をするケースがあります。この点についても、保険会社に連絡をして問い合わせるようにしましょう。

基本的には友人に賠償してもらうことが重要

酔った友人が嘔吐してしまうケースは、多くの人に考えられることです。友人が嘔吐してしまうと、今までの人間関係もあり「いいよ」と軽く応対してしまいがちです。こうなってしまうと、室内クリーニングの料金を自身で負わなければなりません。友人が嘔吐してしまったときは、基本的には友人に弁償してもらうようにしましょう。友人に弁償してもらうことができれば、自身の自動車保険を使用することがありませんので、等級が下がってしまうこともありません。

ただし、友人関係は単純なものではありません。どうしても友人に弁償してもらうのが厳しい場合は、半分だけ弁償してもらうなど人間関係を考えて賠償してもらうようにしましょう。

まとめ

基本的には、嘔吐してしまったクリーニング料金を、自動車保険を使うケースはほとんどありません。友人に賠償してもらうことを軸として、どうしても必要なときには保険会社に連絡して自動車保険が使えるか尋ねるようにしましょう。

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