車のドアで手を挟んで骨折した場合、自動車保険で対応できる?

自動車保険を利用している方にとって、どこからどこまで対応してもらうことができるのかが気になるところです。交通事故は不幸なことですが、自動車保険を利用することができるので分かりやすい部分があります。事故に類することであっても、微妙だと思えることがありそのときは自身では中々判断することができないものです。

車のドアで手を挟んでしまう事故は、運転中の事故ではないことが多いので判別が難しいものです。果たして自動車保険で対応することができるのでしょうか?

車のドアで手を挟んでしまうケースとは?

車のドアで手を挟む状況は、自身のケースは少なく他人を挟んでしまうことが多くなります。自身で挟んでしまうケースは、手を外に残したままドアを閉めてしまうケースです。また、不意なトラブルで勢い余ってドアを閉めるケースもありますが、あまり多いことではありません。

車のドアで手を挟むケースで多いのは、やはり他人を車に乗せているときです。高齢者や子供が車に乗るときは、自身だけではなく成人したものがサポートすることが多々あります。このようなときに、誤って手を挟んでしまうケースが多い傾向があります。高齢者や子供は乗り降りに時間がかかってしまい、サポートしているつもりでも手がドア付近にかかっているのを気づかずに閉めてしまいます。高齢者や子供が乗車するときには、ドアに手がかかっていないか確認してからサポートするようにしましょう。

ドアに手を挟んで骨折した際に自動車保険は使えるのか?

ドアに手を挟んで骨折した際でも、自動車保険を使うことができます。保険会社の約款では、端的に言うと「座席の登場中に偶然起きた怪我の倍賞をする」という趣旨の文言が記載されています。この乗車中とは、乗り降りも含まれていますので保険金を受け取ることができます。

保険金を受け取ることはできますが、自動車保険を利用する際に気になるのが等級についてです。ドアに手を挟んで骨折したケースでは、人身傷害保険や搭乗者傷害保険を使用することになります。これらの保険は、等級が下がってしまうことがありません。

ただし、これは正しい使い方をしていることが条件ですので、違法な乗り方をしているときには保険金を受け取ることができません。車のドアを開けて乗り出して運転するなどの行為は慎みましょう。

まとめ

車のドアで手を挟むケースは、実際に考えられる事象です。保険金を受け取ることはできますが、なるべく手を挟まないようにして乗り降りしましょう。

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