猫の引っ掻き傷で車両保険は使える?

車両保険は車体にダメージが残ってしまったときに使用することができる、非常に便利な自動車保険です。自賠責保険は怪我には対応することができますが、車両には使用することができません。したがって、車両保険は自賠責保険をカバーすることができるので、是非とも加入しておきたい自動車保険です。

車両保険を使用するのは、事故に遭遇してしまったときが大半です。事故以外にも猫の引っ掻き傷で車両保険を使うことができるかは、誰しもが疑問に思ってしまうことではないでしょうか。

猫の引っ掻き傷でも車両保険は使うことができる!

猫の引っ掻き傷でも、車両保険は使うことができるので安心です。車両保険には、一般タイプとエコノミータイプがあります。一般タイプは、車両保険としてはスタンダードなタイプで、多くの補償を受けることができます。エコノミータイプは料金が安い車両保険ですので、猫の引っ掻き傷には対応することができない場合があります。分からないときは、必ず保険会社に問い合わせをすることを忘れないようにしましょう。

猫の引っ掻き傷は、等級据え置きで修理することができます。等級が据え置きですので、事故の際に車両保険を使用するときとは違い、等級のランクが下がってしまうことはありません。しかし、据え置きであってランクが上がるわけではありません。仮に8級で猫の引っ掻き傷を修理したとすると、来年の等級も8級のままとなります。

自宅で飼っている猫?他人が飼っている猫?

車体につけられた猫の引っ掻き傷で重要なのは「誰が飼っている」猫かということです。自宅で飼っている猫がつけてしまった引っ掻き傷は、当然ですが自身で車両保険を使うなりして修理しなければなりません。

しかし、他人が飼っている猫の場合はその人に修理代を請求することができます。しかし、その際には他人が飼っている猫が傷をつけたことを証明しなければなりませんので、写真や動画などの証拠が必要になります。また、話し合いで解決することができれば良いですが、決裂すると近所付き合いが不仲になり裁判を行う必要があります。泣き寝入りをすることは決して良いことではありませんが、近所の人が飼っている猫の場合は慎重に行動、交渉しましょう。これが野良猫の場合は、請求する相手がいませんので自身で修理しなければなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか。猫の引っ掻き傷は車両保険で修理することができますが、猫の飼い主によって対応が変わる点に注意しましょう。

≫自動車保険を安くする方法を見てみる

関連記事

任意保険の基本補償は?

車のドアで手を挟んで骨折した場合、自動車保険で対応できる?

娘さん(20歳)の自動車保険を安くする3つの方法

搭乗者傷害保険って?

個人賠償責任特約とは

いたずら傷では車両保険はおりない!?