搭乗者傷害保険って?

あなたがお子さんを乗せて車を運転していて自動車事故を起こしたとき、あなたご自身とお子さんを助けてくれるのが搭乗者傷害保険です。よく同乗者と搭乗者の意味を勘違いされていらっしゃる方がいるようですが、同乗者は運転者以外で同じ車に乗っている人を言っている言葉で、搭乗者はその車に乗っている全員(運転者も含まれます)を言っています。このふたつの言葉はよく混同されやすいので、ここでしっかり押さえておきましょう。

搭乗者傷害保険は誰に対しての補償なの?

例えば、あなたがお子さんと友人、そして友人のお子さんを乗せて車を運転していて自動車同士の接触事故が起きてしまいます。搭乗者全員がケガをしてしまいました。このとき、契約している車に乗っている人全員に対してケガの治療費や後遺障害保険金や死亡時の保険金などを補償してくれる保険になります。そして、これは対人賠償保険とは違い他人だけでなく、被保険者にも適応される傷害保険です。もし、過失があなたには無く相手にあるのでしたら、相手の自賠責保険と加入していたら対人賠償保険から補償を受けられる可能性はありますが、この保険はあなたに過失があった場合でもあなたは補償を受けることが出来る可能性があります。あなたご自身とあなたの大切なご家族、そして被害者を守るためにはこの保険は必要であるといえます。

搭乗者傷害保険の補償内容はどんなもの?

搭乗者傷害保険の内容は死亡補償・後遺傷害補償・部位症状別医療補償などに分けられます。
死亡保険金に関してですが、事故を起こした日から180日以内にその事故による負傷で死亡した場合、保険金全額が支払われます。後遺傷害保険金は事故した日から180日以内に事故による後遺症が認められた場合、保険会社の規定に沿って保険金が支払われます。部位症状別医療保険金ですが、頭への負傷、手の負傷、足の負傷で支払われる保険金がさまざまです。例えば、頭と手を負傷した場合、保険会社によってはそのどちらか一方、保険金が高い方のみの支払いになります。これは、ご加入中、またはご加入を検討中の保険会社へお問い合わせください。

搭乗者傷害保険の魅力って?

それはズバリ保険金の支払いがスピーディなところです。これはあくまで最低限の治療一時金の場合ですが、先に搭乗者傷害保険の保険金を受け取りそれを治療費に充て後に自賠責保険やその他ご加入されている自動車保険から保険金を受け取れば急な治療費の出費に対応できます。
それと、他の自動車保険に比べて比較的金額設定も細かく出来ろという点もあります。

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