自動車に乗車しているときに事故に遭遇してしまったときは、保険証券が必要になります。自動車保険証券には、保険会社に連絡する際に必要な情報が記載されていますので、連絡がスムーズになります。
契約の情報以外にも、運転者の名前や契約している自動車など多くの情報が記載されています。自動車保険証券は常に自動車に置いておくようにしておきましょう。
大切な保険証券を紛失してしまったときは、必ずやるべきことがあります。
再発行の手続きを行う
保険証券は大切なものですので、紛失したことが分かったのならすぐに再発行しなければなりません。再発行の手続きを行う前に、もう一度めぼしいところを探すようにしましょう。自動車に積み込んでいると思いこみ、自宅に保管されていることもあります。もう一度様々な場所を確認してから、紛失したと判断したときに再発行の手続きを行いましょう。
再発行の流れ
保険証券を再発行するためには、まずは証券記号番号が必要になります。この証券記号番号は、保険証券に記載されているのでそちらを見ればすぐに分かるのですが、紛失している状態だと見ることができません。したがって、再発行の手続きの際には保険の領収書や契約内容のお知らせなどの書類を確認するようにしましょう。証券記号番号は、再発行の際には必要になりますので、メモしておくと便利です。
その後保険会社に連絡して、正式に再発行の手続きに入ります。再発行には、必要な書類を提出しなければなりません。「契約者本人の印鑑証明」、「免許証などの本人確認書類のコピー」、「印鑑証明書の印鑑」、「再発行請求書」などが必要になります。保険会社によって若干違うところもありますので、事前に確認するようにしましょう。本人確認書類は、免許証以外にも保険証やパスポートのコピーでも構いません。
保険会社への連絡が済み必要な書類が揃えば、後は提出するだけです。提出書類に不備がなければ、そのまま手続きが完了して新しい自動車保険証券が郵送されます。新しい自動車保険証券は、1週間から2週間ほどで届きます。
まとめ
保険証券を紛失してしまったときの対処は、まずは冷静に探すようにしましょう。意外なところに保管している場合もありますので、見付けることができることもあります。どうしても紛失した保険証券を見付けることができないときは、再発行の手続きを行います。保険会社に問い合わせて、必要な書類を提出して再発行しましょう。
