ファミリーバイク特約とは

ファミリーバイク特約は自動車保険の特約として有名であります。
今回はそのファミリーバイク特約について説明していきます。

すべてのバイクが対象になる?

このファミリーバイク特約は50cc以下の原付や三輪車、125cc以下の自動二輪に搭乗中に自動車事故が起きたときに補償を受けられる可能性があります。友人や知人から借りたバイクに搭乗中に自動車事故が起きても適用される可能性があります。あと、ご家族で複数台のバイクをお持ちでしたら1つの契約で被保険者全員が補償を受けることが出来ます。しかし、250ccや400cc以上の自動二輪は対象になりません。そして、これは特約ですので、単体では契約することが出来ません。任意保険に加入されますと、オプションでつけることが出来ます。

バイク保険単体で加入したほうがいい?

日頃から軽排気量のバイクと車を運転されていらっしゃるのでしたら、このファミリーバイク特約へのご加入がおすすめです。バイク保険単独での加入はもちろん出来るのですが、そうしてしまいますと契約し始めの保険料が高くつくことがあります。もし、バイク保険加入されてから10年以上無事故で契約更新をし続けたら保険料は年々下がっていきます。しかし10年も無事故でいられる補償があるのでしょうか。誰も未来のことなんて分かりませんよね。そう考えますと、このファミリーバイク特約をつけられますと、各保険会社によって多少の違いはありますが、保険料はバイク保険単独で加入されるより、ずっと抑えることが出来て、家計の負担を軽減させることも出来ます。それに万が一軽排気量のバイクに搭乗中、自動車事故が起きて事故相手に賠償することになりこのファミリーバイク特約のみを使うことになっても、元の自動車保険の保険料は上がることはありません。それに割引等級がダウンすることもありません。こうした点からファミリーバイク特約は使い勝手が良いと言えます。

ファミリーバイク特約の補償内容は?

ファミリーバイク特約の事故相手への補償内容ですが、これは既にご契約されている自動車保険の補償内容と同様の補償が受けられます。例えば、軽排気量のバイクに搭乗中、自動車事故が起きて事故相手に損害賠償を支払うことになった場合、自動車保険で対人賠償保険を無制限、対物賠償保険を無制限でご契約されていらっしゃれば、事故相手に無制限で補償することが出来ます。搭乗者ご自身に対する補償は主に2パターンあります。自損事故での補償で被保険者ご自身のケガの補償を一定額まで補償するタイプと自損事故と相手のある事故に関わらず、軽排気量バイクの搭乗者ご自身のケガの補償をご契約されていらっしゃる自動車保険の人身傷害タイプがあります。詳しくは、各保険会社へお問い合わせください。
車も運転するし、軽排気量のバイクも運転するという方は一度この「ファミリーバイク特約」をお考えになられてみてはいかがでしょうか。そして、自動車保険を見直されてみてはいかがでしょうか。

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